ディナー ビストロ 大井町

ビストロあとりえ 劇団四季の俳優さんが通うビストロ

劇団四季の俳優さんが通うビストロあとりえ

なんといっても、1000円で腹一杯になりベロンベロンに酔っ払う。

これをセンべロと名付けた中島らもはすごい。

大井町は限りなくそれに近いセンベロの街だ。

JR大井町は京浜東北線とりんかい線大井町駅と東急大井町線の3つの路線がある。

かなり便利な場所だ。

りんかい線の乗車券が高い。

だから、JRで仕事帰りに会社の仲間と居酒屋探検を始めることにした。

居酒屋探検隊はとある酒好きの同僚が、仕事が終わって食堂で缶ビールを飲んでいたのをみて、止めろと言ったことがから始まった。

「俺が仕事終わってどこで飲んでもいいだろ。安いしさ」と言っていたが、毎日飲んでいると流石にやばいだろうと思って、外で飲もうよと誘い出した。

ところが、毎日、仕事が終わってからビールのロング缶を飲まないと気が済まない人だから、外で飲むとなると金が厳しい。毎日飲めるほど、給与は高くない。

だったら、せんべろで行こうとなったのは、最近のことでそれまでは毎月、どこかの見知らぬ街で飲んでいた。

大井町を選んだのは理由がある。孤独のグルメに登場した店に行って飲んでみたかった。単純な理由である。

先輩を連れていく。「おい、どこか予約しているのか?」「してません」「どこも満席で入れないじゃないか」とお怒りモードになる。

そこで空いている店があった。

ビストロあとりえと書いてある。

お店の前には劇団四季の俳優さんのサインが書かれたポスターがある。

ビストロあとりえは、劇団四季の俳優さんが通うビストロなのだ。

1500円のコースがお得です

コースが1500円からとある。初心者(一見さん)は
1500円か3500円のコースのみ食べることができる。

なんで?と聞いたら、自分の店を知ってから
次のコースに行って欲しいのだと。
開店して10年出そうだ。

顧客は劇団四季の俳優さんが多いのだと。
だから、舞台で使った小道具が店内にある。
ファンにはたまらない店なんだろうか?

魚のマリネとクリームスープとみそぱんが前菜だった。

これにハウスワインがいっぱい300円であるから、
おっさんの財布には優しい感じだ。

みそぱんとスープの相性は抜群だった。
洋梨が入っているから、甘みがある。

そこに少し塩辛い感じの味噌が絶妙にあう。

一同、気に入ったみたいだ。

「うまいじゃないか」

「ありがとうございます」

「ビールください」

「セルフでお願いします」

座席の後ろに小さな冷蔵庫があって、
そこからエビスビールを取り出した。

全部小瓶なんだよね。

ビールが小瓶がうまい。

これは間違いない事実だ。

瓶が小さい方がよく冷える。

駆け出しのころ営業で向かった
スナックのママが小瓶しか置かないと
言っていたな。

群馬の地鶏だと。

群馬の地鶏は初めて食べたかもしれない。

生に見えるでしょ。ちゃんと火が通ってます。

オーブンで焼いていますからね。

狭い店内は秘密基地の感覚だ。

子供の頃に憧れた小さな砦という感じだ。

野菜もバジルのソースもどれも美味しい。

おっさんは一人2000円(酒こみ)で
もう一軒行くことにした。

これって、最高のBistroだ。

だって、飲んで食べて劇団四季の俳優さんが
集う最高のBistroだよね。

また行くよ。きっとまた行くよ。

ビストロあとりえのアクセス

住所 東京都品川区東大井5-3-2

電話 03-3471-2307 必ず予約してください

予約可能です。

初めてな方は基本、HPを見てメールにて事前予約をが必要
1名様でも予約が必要
ご予約はお任せコース3500円・5000円
予約はメール優先(1ヶ月先まで可) bistroatelier@biglobe.jp
電話は18時以降から(2週間先まで可)
当日のキャンセルはいかなる理由におかれましてもキャンセル料を請求

交通手段
JR大井町駅東口(東急大井町線乗換え口)より徒歩30秒
東小路飲食街 路地が2つあるうちの奥のほうの路地を右へ
大井町駅から94m

営業時間
18:00 - 0:00
定休日
不定休

予算
5000円ぐらいです。

 

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