ランチ 早稲田

Manger Kawanami 早稲田にある究極のフレンチランチが美味くて激安のコスパ

早稲田に高コスパランチで有名なビストロがあるとは聞いていた。どこにあるのかが不明だった。調べてみると「早稲田駅から徒歩7分」と書いてあるのみ。早稲田の街を歩きに歩いて、ようやく見つけた。ちょっと入りにくそうな扉を開けてみたら、カウンターのみが広がるビストロがあった。

Manger Kawanamiを見つけるまで

Manger Kawanamiを探すために、早稲田の学生に聞き込みをした。
誰も知らない。

「え?早稲田にフレンチのフルコースが1350円で食べてるビストロがあるのですか?見つけたら教えてください」

早稲女たちに聞き込みをしていると「そんな店が早稲田にあるわけないじゃないですか?」と簡単に切り捨てられる。

穴八幡周辺から、ひたすら歩く。ないのである。

Googleで探しても、なんとか手がかりになる住所が出てきたが、そこには民家しかないのである。

「チャイナドレスのお姉さんの近く」

このヒントはどういう意味なんだろうか?

「あの、チャイナドレスを来たお姉さんが、立っている場所はありますか?」

この質問をした瞬間、「ヘンタイ」扱いされるのだ。

「知りません」と笑いながら走り去る早稲女。

お店を見つけるのは大変だな。

諦めて帰ろうか?と思って、歩いていたら

「チャイナドレスのお姉さんがお弁当を売ってますよ」と

元気のいい早稲女が教えてくれた。

行ってみると、「チャイナドレスが制服」という中華料理店がある。

店員さんは、みんなチャイナドレスだった。

ということは、この店からそう遠くはないな。

そう思って、歩くと「あった」黒く重い扉とはこれか?

扉を開けるとカウンターは満席だった。

「いっぱいです」

軽やかな声て聞こえてきた。

その日は、中華を食べて帰ることにした。

3ヶ月かけて見つけたManger Kawanami

早稲田大学の学生は食べに来ないのだろうか?

そう思いながら、扉を開けた。

「なんですか?」

「あの、ランチはやってますか?」

「やってますよ」

「一人なんですけど」

「どーぞ」

オールバックの身長180センチを超えているであろうシェフがカウンターでスマホをいじっている。

カウンターに座り、水とおしぼりが出てきた。

期待しているよ。

最初に出てきたのは、スープだった。

野菜のスープ

オクラがなんとも言えない、熱さで口の中があったまる。

これが実にいい感じなのだ。

野菜スープは大好物なので嬉しくなった。

野菜が大好きなので、サラダが大盛りで出てくるのは実に感激なのだ。
ドレッシングはシェフのオリジナルで、毎週変わるのだとか。
「ペットボトルに入れて寝かすからね。なくなったら、作る」
実にわかりやすい説明でいい。

ご飯は窯で炊いていた。ランチは8人限定となっている。

「釜の米がなくなったら終わりだよ」

「ご飯がなくなった時に常連さんがきたらどうするのですか?」

「そのときは、パスタランチかな」

パスタランチがあるのか?

パスタも食べてみたい。

そう思っていると、本日のメインが出てきた。

ヒレ肉だ。

これにご飯が抜群の相性だ。というかご飯が足りないかもしれない。

しっかり、オーブンで火が入っている。ミディアムレアとはこういうことなのか?

ソースはワインとマスタード?カルピスバターなのだろうか?

ずっと噛み締めていたいうまさだ。

ご飯の横にあるのは、からし菜らしい。

菜の花の親戚なのだと。

塩加減は抜群だ。

え?デザートまで出てくるの?

実に濃厚なチーズケーキなんだ。

これを食べて、シェフは全て自分で作っているのだから

すごい。

これで1350円(税込)とは恐ろしい話だ。

一見さんお断りの店だったみたいだけど、入れた。

ママたちに占領されないことをのぞむ。

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